標準造と上造の違いについて

職人への一問

柄木と鞘木地の新規製作に”標準造”と”上造”がありますが、具体的にどう違うのでしょうか?
また居合や試し斬りで利用する場合は、どちらが適していますか?

職人の一答

当店がご用意する”標準造”と”上造”の具体的な違いは、製作を行う職人です。
これは柄木や鞘木地に限らず、柄巻の上仕事/特上仕事なども同様です。

上造(上仕事)を行う職人達は、これまでの製作経験、実績から伝統や製作作法を非常に重んじます。
従って、用いることを前提とした御刀の拵でしたら、日本刀の本来から多少離れたご希望でも機能性を優先できる標準造がおすすめです。
対して価値ある御刀、鑑賞用途としての拵でしたら、豊富な知識を持つ職人にお任せを頂く上造をおすすめ致します。

ただ、標準造だからといって、仕事の水準が下がることはございません。
本身に着せる拵として充分な安全性と美観を備えますのでご安心下さい。